緑茶エキスで注目すべきポイント
形態
緑茶はカプセル、粉末、液体エキス、ティーバッグなどさまざまな形で市販されています。
主な成分
緑茶の主要成分はポリフェノールで、抗酸化作用とやや苦味をもたらします。また、カフェイン(テイン)、テオブロミン、テオフィリンといったアルカロイドがエネルギー効果を与え、300以上の揮発性化合物が独特の香りを生み出します。
推奨摂取量
米国メリーランド大学医学センターの情報によれば、緑茶エキス1日あたりの目安はポリフェノール240〜320 mg、これは茶2〜3杯分に相当します。
健康効果
緑茶はがん予防や心血管疾患の予防に有効とされています。UCLAジョンソン総合がんセンターの研究では、膵臓、結腸、小腸、胃、乳房、肺のがんの予防・治療に効果が示唆されています。
さらに、コレステロール低下、動脈硬化抑制により冠状動脈疾患リスクを減少させます。抗炎症、抗酸化、肝保護、抗ウイルス・抗菌作用により、炎症性疾患、下痢、肝疾患、痛風、糖尿病、肥満、歯垢などにも有用です。
利用例
代替医療では、漢方医学で偏頭痛、嘔吐、下痢などの消化器症状の改善に用いられます。ホメオパシーでは循環器系の不調、頭痛、うつ、興奮、胃痛に対する希釈剤が推奨され、インドのアーユルヴェーダでも下痢、食欲不振、偏頭痛、心臓痛、発熱、疲労に使用されます。
注意点
妊娠中や授乳中の女性はカフェイン含有量に注意し、摂取を控えることが推奨されます。また、胃が敏感な方、心血管疾患、甲状腺機能亢進症、腎疾患のある方は使用を避けるべきです。長期間大量に摂取すると、イライラ、動悸、めまい、不眠、下痢、食欲減退、頭痛などの副作用が現れることがあります。
薬物相互作用
緑茶に含まれるタンニンはアルカリ性薬剤と結合し、吸収を遅延させる可能性があります。
