自然療法で対処する船酔いの治療法

船酔いは、船やボートなど水上での移動時に起こる乗り物酔いの一種です。体の平衡感覚が乱れ、嘔吐や吐き気を伴うことがあります。薬に頼らず、自然な方法で症状を和らげる手段もあります。

原因

船酔いの主な原因は、体の動きと目で感じる視覚情報、そして内耳の前庭器官からの信号が食い違うことです。船が揺れると、目は一定の方向を捉えているように感じても、内耳は別の動きを感知します。この不一致が脳に混乱をもたらし、酔いの症状が現れます。

症状

初期症状としては、倦怠感、唾液の増加、あくび、発汗、顔色の蒼白などがあります。進行すると吐き気、嘔吐、めまいが出ます。市販の酔い止め薬もありますが、自然療法でも効果が期待できます。

ハーブ療法

伝統的に用いられるハーブとして、ジンジャー、ペパーミント、ブラックホーレハウンドがあります。ジンジャーはカプセル、チンキ、ティー、粉末など様々な形で摂取でき、メリーランド大学医学センターは1日3回、250 mgのジンジャー摂取を推奨しています。ペパーミントやブラックホーレハウンドの葉を使ったティーも、1日3回飲むと効果が期待できます。

指圧

指圧の中でも「合谷(P6)」と呼ばれる手首のツボは、吐き気緩和に有効とされています。手首の内側、手首のしわの真ん中付近にあるこのツボを指で軽く押すか、P6用の指圧ブレスレットを装着すると、自然な船酔い対策になります。

ホメオパシー

ホメオパシーでは、コックルスやタバクムといった希釈された植物・鉱物エキスが用いられます。特に「Trip Ease」という製品は、乗り物酔いに対する効果が報告されています。これらは錠剤タイプで、オンラインで入手可能です。

予防策

船酔いしやすい人は、次のような自然な予防策を試すと良いでしょう。

  • 船上ではできるだけ水平線を見つめる。
  • 船体の中心部に近い場所に座る。
  • 頭や首の動きを最小限に抑える。
  • アルコールや大量の食事は避け、軽い食事にとどめる。

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