自宅で作るエッセンシャルオイル蒸留装置の作り方
エッセンシャルオイルを自宅で抽出したいなら、手軽に作れる蒸留装置を用意しましょう。必要なのは熱源、保持タンク、コンデンサー、そして分離器の4つだけです。酒類の蒸留と同じ原理ですが、規模ははるかに小さく、キッチンやガレージにある素材で簡単に組み立てられます。
1. 熱源
金属製のティーカップ(蓋がしっかり閉まるもの)を熱源として使用します。カップに水を入れ、強火で沸騰させます。カップの注ぎ口には、銅管と肉用温度計が取り付けられたゴム栓をはめ、蒸気が銅管を通って保持タンクへ送られるようにします。
2. 保持タンク
2リットルの炭酸飲料ボトルを保持タンクとして利用します。ボトルの中に乾燥させた植物素材を入れ、上部から銅管で蒸気を導入します。蒸気が植物中のエッセンシャルオイルを抽出し、ボトル底部の銅管から蒸気として排出されます。
3. コンデンサー
銅管を7~8回巻いたコイルをコンデンサーとします。保持タンクから出た蒸気はこの銅管へ流れ、上部が氷水で満たされた1ガロンのミルクジャー(上部を切り取ったもの)に浸されたコイルを通ります。蒸気が冷却されると水分が凝結し、純粋なエッセンシャルオイルだけが滴下していきます。
4. 分離器
冷却された蒸気は底部の銅管からガラス容器へと流れ込みます。ここで水分は除かれ、エッセンシャルオイルだけが集められます。
5. 作業時のポイント
- 植物素材は事前にしっかり乾燥させておくと、タンクに多く入れられ、抽出効率が上がります。
- 温度計で温度を常に確認し、摂氏175度(華氏約347度)を超えないように注意してください。温度が高すぎると水が過度に蒸発し、抽出がうまくいきません。
以上の手順で、低コストかつ安全に自家製エッセンシャルオイル蒸留装置を作り、好きな植物から香り高いオイルを抽出できます。
