てんかん患者が注意すべきユーカリ葉油のリスク

ユーカリ葉油の種類

ユーカリ油には、シトリオドラ(Eucalyptus citriodora)、ユーカリ・グローブラス(Eucalyptus globulus)、ラディアタ(Eucalyptus radiata)、ダイブス(Eucalyptus dives)など、さまざまな品種があります。品種ごとに特徴的な成分が異なりますが、共通して抗菌作用や呼吸器系への有益な効果が期待されています。

ユーカリ油の主な用途

抗菌性を活かして、アフターシェーブ、コロン、マウスウォッシュ、家庭用クリーナーなどに使用されます。また、Vicks VapoRub の成分としても広く知られています。

てんかん患者はユーカリを避けるべきか?

参照された 6 冊のアロマテラピー・精油の文献では、ユーカリ葉油がてんかん患者に特別な危険をもたらすという記述はありませんでした。しかし、1999 年に Journal of Neurology に掲載された P.R. Burkhard 氏らの研究「Plant‑Induced Seizures: Reappearance of an Old Problem」では、ユーカリ油は避けるべき精油として挙げられています。

MedlinePlus の報告によると、ユーカリ油が発作を引き起こすのは経口摂取した場合に限られるとされています。

てんかん患者が避けるべき精油

精油の影響に関する研究が不足しているため、推奨は文献ごとに異なります。Burkhard 氏らは、ユーカリに加えて以下の 10 種類の植物が強い発作誘発性を持つと指摘しています。

  • フェンネル、ヒソップ、ペニーロイヤル、ローズマリー、セージ、サヴィン、タンジー、ツジャ、テレピン、ウィームウッド(苦艾)

これらはカンフル、ピノカムホン、ツジョン、シネオール、プルゴン、サビニルアセテート、フェンコンなどの単モノテルペンケトンを多く含むため、痙攣を誘発しやすいと考えられています。

Kurt Schnaubelt 博士(『Advanced Aromatherapy』)は、アニス、フェンネル、ヒソップ、ナツメグ、パセリ、セージの精油を避けるよう勧めています。『Aromatherapy for Dummies』の Kathi Keville 氏は、ヒソップ、ラバンディン、ローズマリー、セージ、スパイクラベンダー、ツジャを避けるべきと述べています。

ユーカリ使用時の追加注意点

  • 喘息発作中の使用は避けてください。
  • 香りに敏感な人は目が潤むなどの症状が出ることがあります。
  • 重篤な疾患をお持ちの方は、必ず医療専門家と相談の上で使用してください。

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