黄癬(Tinea Flava)とは何か?
黄癬とは
黄癬(Tinea flava)は、Trichophyton violaceum(トリコフィトン・バイオラセウム)という真菌が引き起こす皮膚真菌症です。一般的に「黄リングワーム」や「ひげ部位の癬(tinea barbae)」とも呼ばれます。
主な症状と発生部位
主に子供や若年成人に見られ、顔、首、頭皮に好発します。最初は小さな赤くかゆみを伴う斑点として現れ、次第に拡大してリング状の病変になります。中心部は透明または鱗屑があり、縁は盛り上がって赤くなります。
診断方法
皮膚科医が患部を観察し、皮膚のサンプルを採取して培養検査を行います。培養でTrichophyton violaceumの存在が確認されれば診断が確定します。
治療法
抗真菌薬で治療します。外用薬(クリーム・軟膏)や内服薬があり、通常2〜4週間の治療が必要です。
感染拡大防止策
黄癬は感染力があるため、以下の対策が重要です。
- 石鹸と水で手をこまめに洗う。
- タオルやシェーバーなどの個人用品を共有しない。
- 患部を覆って外部への接触を防ぐ。
- 真菌が付着した可能性のある表面を清掃・消毒する。
