ベルガモットオイルとは何か?
起源と名称の由来
ベルガモットの木は東南アジア原産とする説が有力ですが、古代ギリシャが起源とする見解もあります。名称はトルコ語の beg‑armundi(「主の梨」)や、イタリア・ロンバルディア州のベルガモという町に由来すると言われています。
特徴と分布
主にイタリア・カラブリア地方で栽培され、樹高は約12フィート(約3.5メートル)です。常緑樹で葉は滑らか。果実は梨形のシトラスで、春に星形の花を咲かせ、緑の実が成熟すると黄色く変わります。遺伝子解析により、ライムとビターオレンジの交配種であることが判明しています。ハーブのベルガモット(モナーダ・ディジマ)は別種で、シトラス系の香りが似ているため混同されがちです。
主な利用法
- 香水やコロンの約3分の1に使用されるほど、芳香成分として重要です。
- イーロン・グレイティーの独特な風味はベルガモットオイルから来ています。
- 乾癬治療やアロマテラピーに利用され、抗菌・鎮痛作用があります。
- 果皮から抽出したオイルが主用途ですが、果汁や果肉は料理にも活用されます。
アロマテラピーでの効果と応用例
鬱や緊張、ストレスを感じたときに使用すると、抗菌・抗生物質様効果と強力な鎮痛作用で心身をリフレッシュします。呼吸器系の不調にはディフューザーで、月経前症候群(PMS)には入浴やマッサージオイルとして、ニキビや乾癬、切り傷、口唇ヘルペス、帯状疱疹にも局所塗布が有効とされています。
使用上の注意
ベルガモットオイルは光感作性があり、皮膚に塗布したまま日光に当たると発疹ややけどを起こすことがあります。外用する際は必ず日光を避けてください。また、エルグレイティーなどで過剰に摂取すると、カリウムの吸収が阻害される恐れがあります。
