意識不明の人の正常な呼吸はどのように評価しますか?
1. 意識不明か確認する
やさしく揺すったり、大声で呼びかけて反応があるか確かめます。返答がなければ意識不明と判断し、呼吸の評価に進みます。
2. 体位を整える
仰向けに寝かせ、頭部を少し後方に傾けて気道を開きます。
3. 視覚・聴覚・触覚で確認する
見る:胸部の上下動があるか観察します。
聞く:口と鼻に耳を近づけ、呼吸音を聞き取ります。
触る:頬を口鼻に近づけ、空気の流れや温度変化を感じ取ります。
4. 胸部の動き
少なくとも10秒間胸部の動きを観察します。正常な呼吸は規則的で明瞭な上下動が見られ、成人の安静時呼吸数は1分間に12〜20回です。
5. 気流の有無を確認する
呼吸音(ゴロゴロ音、ぜいぜい音、異常音など)を注意深く聞き、呼吸がない場合は口や鼻からの空気の動きを感じ取ります。
6. 評価時間
初期評価は最低でも10秒行います。呼吸が確認できない場合は、口対口呼吸やバッグマスク換気などの救助呼吸の準備をします。
意識不明の状態では、血液循環と酸素供給を維持するために、救助呼吸と胸骨圧迫を含む心肺蘇生(CPR)を速やかに開始することが重要です。
