医学における超音波技術の主な3つの活用例
1. 超音波画像診断(エコー)
超音波画像診断(エコー)は、最も一般的な医療用超音波の利用法です。音波を用いて体内の臓器や組織、血流を非侵襲的に映し出し、さまざまな疾患の診断・経過観察に活用されます。
- 妊娠検査・胎児の発育評価
- 心臓疾患の評価(心エコー)
- 肝臓・腎臓の病変検出
- がんの診断・モニタリング
- 腹部・骨盤の疼痛原因の特定
2. 治療用超音波(高強度焦点超音波)
高強度の音波を局所的に照射し、組織を加熱・破砕することで治療効果を得る方法です。以下のような治療に利用されています。
- 腎臓結石の破砕(体外衝撃波結石破砕術)
- 腫瘍の熱凝固・消失
- 筋肉痙攣の緩和
- 疼痛の緩和
- 創傷治癒の促進
3. ドップラー超音波
ドップラー効果を利用し、血流の速度と方向を測定します。血管や心臓の状態評価に欠かせません。
- 動脈硬化の評価
- 深部静脈血栓症(DVT)の診断
- 頸動脈疾患のスクリーニング
- 腎動脈狭窄の検出
- 先天性心疾患の評価
