救命呼吸(人工呼吸)の正しいやり方
救命呼吸(人工呼吸)の手順
救助呼吸は、呼吸が停止した人に酸素を供給する重要な救命措置です。以下の手順に従って、正しく行いましょう。
1. 気道の確認
口や喉に異物、嘔吐物などが詰まっていないか確認します。異物がある場合は、指で喉の奥を掃くか、ハイムリック法で除去します。
2. 頭部の傾けと鼻の閉鎖
頭を後方に軽く傾け、鼻をつまんで閉じます。これにより、空気が肺に入りやすくなります。
3. 口を密閉して息を吹き込む
自分の息を深く吸い、救助対象者の口にしっかりと密着させます。空気が漏れないようにしっかりとシールしてください。
4. 胸が上がるまでゆっくり吹き込む
胸が上がるのを確認しながら、一定のリズムで息を吹き込みます。力を入れすぎると肺を傷つける恐れがあるので注意しましょう。
5. 胸が落ちるのを待つ
息を止めた後、胸が自然に下がるのを待ちます。これにより、肺内の空気が排出されます。
6. 呼吸が戻るまで繰り返す
手順3~5を繰り返し、対象者が自発呼吸を再開するか、救助隊が到着するまで続けます。
追加の注意点
- 意識がない場合は、首を過度に伸ばさないように注意してください。
- 嘔吐している場合は、側臥位にさせて誤嚥を防ぎます。
- 口からの人工呼吸ができない場合は、胸部圧迫(心肺蘇生)を行い、血液と酸素の循環を維持します。
呼吸が止まった瞬間は迅速な判断と行動が命を救います。救助呼吸の手順を事前に学んでおくことで、いざというときに落ち着いて対応できるでしょう。
