胸骨下部(剣状突起)とは?
概要
胸骨下部(剣状突起、xiphoid process)は胸骨の最下部に位置し、胸郭の第10〜第11胸椎のレベルにあります。小児期は軟骨ですが、成長とともに骨化し、成人では硬い骨構造となります。
形状
剣状突起は刀剣のような形をしており、幅よりやや長く、胸骨本体から下方・前方へ突き出しています。
付着筋
横隔膜、腹直筋、腹横筋などがここに付着し、呼吸や姿勢、腹部の動きを支えます。
胸郭の前壁
胸骨と肋軟骨と共に胸郭の前方境界を形成し、心臓や肺などの重要臓器を保護します。
個人差
サイズや形は個人差があり、鋭く尖ったものや短く幅広いものがあります。
臨床的意義
外科手術や心肺蘇生法(CPR)での胸部圧迫時に、解剖学的ランドマークとして利用されます。
まとめ
胸骨下部は胸郭の最下部にあり、構造的支持と筋肉付着点として重要な役割を果たします。
