コロニックと浣腸の比較
コロニックと浣腸は、腸内の老廃物を除去するために用いられる灌流(いりょう)法です。両者は使用する水量や施術方法に違いがありますが、目的は共通して腸のクレンジングです。
機能
- コロニックは大腸のすべての部位(下行結腸、横行結腸、上行結腸)に水を行き渡らせる「ハイコロニック」方式です。一方、浣腸は大腸の最初の約45センチメートル(約18インチ)にしか届きません。
実施方法
- コロニックは資格を持つコロニック・ハイドロセラピストが専用機械でオゾン処理した水を一定量送り込み、排出された水は専用の受け皿に集められます。施術はクリニックやサロンで行われます。
- 浣腸は家庭でもエネマバッグやチューブを使って実施可能です。コロニック1回分の水量に相当するには、約15回の浣腸が必要とされています。
利点
- 浣腸は主に便秘の緩和を目的としますが、コーヒーやハーブを使用した「デトックス」浣腸が行われることもあります。
- コロニックは深部にたまった硬い便塊の除去、拡張した大腸の形状改善、寄生虫の排除、体内の水分補給を目的とします。
費用
- コロニックは1回あたり約75ドル(日本円で約8,000円)と高額です。
- エネマバッグは比較的安価で、使用するのが水だけであれば追加費用はほとんどかかりません。
考慮事項
- 線維筋痛症、慢性疲労症候群、関節リウマチなどの重度の症状を抱える人は、コロニックの方が効果的と考えられます。
- たまに便通が乱れる程度の人は、手軽な浣腸で十分です。
