オピストトノスとは何か?
オピストトノスは、頭部と足、あるいは全身が後方に反り、時には頭と踵だけが床に接するほどの状態になる、無意識下の医学的症状です。さまざまな基礎疾患が原因となります。
原因
オピストトノスは多くの疾患や中毒によって引き起こされます。主な原因は以下の通りです。
- 破傷風
- 髄膜炎
- 脳炎
- ストリキニーネ中毒
- 狂犬病
- 重度の低血糖
- 神経梅毒
- フェンサイクリジン(PCP)やMDMA(エクスタシー)などの薬物乱用
- 抗精神病薬(稀)
- 特定の遺伝性疾患(極めて稀)
上記の症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
症状
体が反ることに加えて、以下のような症状が伴うことがあります。
- 筋肉の硬直または緊張
- 呼吸困難や嚥下障害
- 疼痛
- けいれん
- 発熱
- 頭痛
- 意識混濁
- 意識喪失
治療
治療は根本原因に応じて行われますが、主に以下の対症療法が行われます。
- 酸素投与と気道確保
- 筋弛緩薬などの投与による硬直緩和
- 原因疾患の特定と治療
- 全身的な支持療法
重症例では入院や集中治療が必要になることがあります。
