植物エストロゲンを含むハーブ一覧

はじめに

植物エストロゲンは体内でエストロゲンの働きを模倣する成分で、さまざまな植物に自然に含まれています。大豆や亜麻仁、くるみなどの食品に多く含まれ、閉経期のホットフラッシュや痙攣などの症状緩和に利用されます。ここでは、サプリやティー、エキスとして摂取できる代表的な植物エストロゲンハーブを紹介します。

主な植物エストロゲンハーブ

ブラックコホシュ (Cimicifuga racemosa)

ブラックコホシュは更年期障害や月経痛の緩和に用いられ、欧州で広く販売されています。ただし、過剰摂取は肝機能障害を引き起こすことがあり、乳がん患者には禁忌です。

甘草 (Glycyrrhiza glabra)

甘草はシロップ、ティー、ロゼンジなどで摂取でき、閉経症状の緩和だけでなく咳止めとしても古くから利用されています。過剰に摂取すると有害になるため、用量に注意が必要です。

高麗人参 (Panax ginseng)

高麗人参は世界各地で栽培され、エネルギー増強や性機能改善、更年期症状の緩和に効果が期待されます。粉末、エキス、ティーとして販売されていますが、不眠や血圧上昇などの副作用が出ることがあります。

当帰 (Angelica sinensis)

当帰は中国伝統医学で「中国のアンジェリカ」と呼ばれ、ホットフラッシュや月経痛の軽減、妊娠・出産のサポートに用いられます。薬効成分は根に多く含まれています。

イブニングプリムロズ (Oenothera biennis)

イブニングプリムロズの種子から抽出したオイルは、閉経期の症状緩和に利用されます。北米原産の二年草で、黄色い花が特徴です。

レッドクローバー (Trifolium pratense)

レッドクローバーは血液をサラサラにする効果があり、ロシアや中国の伝統医学で呼吸器系の症状にも使われます。イソフラボン(ゲニステイン、ダイゼイン)を豊富に含み、FDAのGRASリストに掲載されていますが、ホルモン剤や抗凝固薬を常用している場合は使用を控えてください。

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