パッションフラワーの収穫と準備方法
紫色のパッションフラワー(Passiflora)やつるは、古くから神経系の疾患や不眠症の治療に用いられてきました。近年の研究では、筋肉痙攣の緩和や血圧降下効果も示されています。欧州では、パッションフラワーを配合した錠剤やサプリが、軽度の鎮静剤や不安緩和剤として広く利用されています。
収穫は、花が満開になる7月中旬から8月下旬が目安です。花の上部に小さくはっきりとした十字形の構造(十字架)が見えると、収穫適期です。
必要なもの
- 紙袋
手順
- 花の収穫:人差し指と中指を花の萼や花弁の両側に置き、もう一方の手で茎を軽く引っ張ります。茎の切れ目が花から外れ、花が自然に落ちます。落ちた花は紙袋に入れて集めます。
- 乾燥(オーブン使用):オーブンを摂氏175度に設定します。収穫した花はよく洗い、天板にできるだけ平らに広げます。オーブンのドアは少し開けた状態で入れます。花は頻繁にチェックし、裏の雄しべが最も乾くのに時間がかかります。花弁が色づき始めたらすぐに取り出し、雄しべだけを別に乾燥させます。
- 乾燥(天日乾燥):新聞紙を底に敷いた大きめの網に植物を置き、上からもう一枚新聞紙をかぶせます。新聞紙が湿気を吸収し、光を遮りつつやや涼しい状態を保ちます。乾燥には2〜3週間かかりますが、成分を損なわず安全です。
- お茶の作り方:乾燥した花はそのまま生で食べても構いませんが、一般的にはお茶にします。カップ1杯(約200 ml)の水に対し、乾燥花1小さじ(約5 g)または水1リットルに対し約30 gの乾燥花を使用し、5〜10分抽出します。お好みで甘味を加えてください。
