ブラックシードオイル(ニゲラ・サティバ)の副作用と安全な使用法

概要

ブラックシードオイルは、地中海原産のニゲラ・サティバ(Nigella sativa Linn)種子から抽出されます。聖書やコーランでも「万能薬」として言及され、近年の薬理学的研究は約40年にわたって体系的に行われています。

主な効果

研究では、腎臓・肝臓の毒性から保護する効果、抗炎症・解熱・鎮痛作用、抗菌・抗腫瘍活性が確認されています。動物実験では、日常的に摂取することでコレステロール、トリグリセリド、血糖値の低下が報告されています。

利用例

免疫調整作用により、咳や喘息、糖尿病、下痢、インフルエンザ、鼻詰まりなどに有用とされています。また、抗酸化作用があり、乳がん治療への応用も研究中です。

副作用

毒性は低く、概ね安全とされていますが、敏感な皮膚に塗布した場合に軽度の皮膚炎が起こることがあります。子宮収縮を促進する可能性があるため、高用量での摂取は流産のリスクがあり、妊娠中は使用を禁じられています。

使用上の留意点

血糖値を下げる作用があるため、糖尿病患者は医師の指導のもと使用してください。正式な1日摂取量は設定されていないので、信頼できるハーバリストや医師の助言に従いましょう。主要な薬物相互作用は報告されていませんが、他の薬を服用中の場合は必ず医療機関に相談してください。

その他情報

米国で5件、英国で1件の特許がニゲラ・サティバ配合製品に対して取得されており、がんや糖尿病などの重篤な疾患への応用研究が進められています。

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