酸逆流に効果的なハーブはどれ?
酸逆流は、胃や小腸の内容物が食道に逆流し、胸焼け、吐き気、嘔吐、げっぷ、慢性的な胸の灼熱感などの症状を引き起こす状態です。放置すると潰瘍や食道の潰瘍、前がん状態になるリスクがあります。薬物療法に加えて、ハーブを用いた自然療法でも症状を緩和できることが報告されています。
キャッツ・クロー(Cat's Claw)
キャッツ・クローは胃潰瘍の治療や免疫機能の向上、血管拡張、余分な体液の排出に利用されます。ステロールとタンニンが腫れや炎症を和らげ、クノビック酸配糖体が抗ウイルス作用を示します。1〜10gを8オンス(約240ml)の熱湯に10分間浸し、茶としてこして1日3回飲むと酸逆流の緩和が期待できます。
ジンジャー(Ginger)
ジンジャーは2,000年以上にわたり、吐き気、下痢、胃の不調などさまざまな胃腸症状の緩和に使われてきました。ジンゲロールやショガオールなどのフェノール化合物と揮発油が嘔吐やむかつきを抑えます。1日あたり75〜2,000mgを摂取すれば胸焼けを和らげ、胃の緊張を緩めます。
緑茶(Green Tea)
発酵させていない茶葉から作られる緑茶はポリフェノールが豊富で、自然の抗酸化作用があります。抗酸化成分はDNA損傷や細胞死を引き起こす活性酸素を除去し、炎症性腸疾患や潰瘍性大腸炎、クローン病の緩和にも役立ちます。L-テアニンが神経と消化器系を落ち着かせるため、1日2〜3回飲むと効果的です。
リコリス(Licorice)
リコリスは天然の粘膜保護剤で、グリチルリチンが胃・食道・腸をコーティングし、炎症を鎮めます。1回250〜500mgを1日3回、食事の数時間前に噛むか、サプリとして摂取すると酸逆流の症状が緩和されます。
マシュマロ(Marshmallow)
マシュマロの葉と根は粘液質を多く含み、水と混ざるとゲル状になって刺激された胃や食道を覆います。乾燥葉2〜5小さじを沸騰したお湯5オンス(約150ml)に15分間浸して作るティーを1日3回飲むと、自然に症状を和らげられます。
スリッパリーエルム(Slippery Elm)
スリッパリーエルムも粘液質が豊富で、胃・腸・食道をコーティングし、抗酸化物質が炎症性腸疾患の軽減に寄与します。1日3回、800〜1,000mgを摂取すれば酸逆流の不快感が和らぎます。
ターメリック(Turmeric)
ターメリックは中国・アーユルヴェーダ医学で胃疾患の治療に用いられ、胆嚢からの胆汁分泌を促進し消化を助けます。ガス、膨満感、消化不良、胸焼けに有効で、潰瘍性大腸炎の症状緩和にも使われます。1日3回、300mgを摂取すると胃の炎症や痛みを抑えられます。
