フライアガリクス(Amanita muscaria)の副作用
医療利用
フライアガリクスは、ホメオパシーで使用されることがあります。ホメオパシーでは、薬の作用を健康な人が受けたときの症状として記録し、同様の症状を示す患者に極めて希釈した薬を投与します。フライアガリクスは、激しい錯乱、めまい、無意識の痙攣、腹痛、寒気、痙攣発作などの症状がある患者に用いられます。
レクリエーション効果
イギリスやリトアニアなどで、フライアガリクスは時折レクリエーション用の幻覚剤として使用されます。摂取すると多幸感やリラックス感、気分の変化、視覚・聴覚の歪みが現れ、アルコールに似た強い酩酊状態になることがあります。ただし効果は個人差が大きく、一貫性はありません。
副作用
摂取量に応じて様々な副作用が現れます。主な症状は吐き気、眠気、筋肉の痙攣、低血圧、発汗、過剰な唾液分泌、混乱、協調運動障害(運動失調)などです。これらは摂取環境や体調によっても変化します。
過剰摂取時の症状
大量に摂取すると重度の中毒を起こし、激しい錯乱、激怒、強い幻覚、イライラ感が現れます。さらに痙攣や昏睡に至ることもあります。
食用としての利用
フライアガリクスは、解毒処理(長時間の沸騰)を行えば食用にできることがあります。ロシア系入植者や一部の北米植民地住民が、毒素を除去した後に食べていた記録があります。
