レッドクローバー(赤いクローバー)の毒性について

レッドクローバー(赤いクローバー)の花、芽、葉は、一般的に人が摂取しても安全と考えられています。米国国立補完代替医療センター(NCCAM)によれば、レッドクローバーのサプリメントは概ね安全で、耐容性も高いとされています。ただし、花に含まれるエストロゲン様化合物や芽に含まれる微量の毒素については注意が必要です。

フィトエストロゲン

  • レッドクローバーにはフィトエストロゲンと呼ばれる植物性エストロゲン様化合物が含まれます。NCCAMは、長期的にサプリメントを使用すると子宮内膜がんのリスクが増加する可能性があると指摘しています。

カナバニン含有量

  • 2004年1月に『Journal of Food Protection』が報告したところによると、レッドクローバーの種子や芽にはアミノ酸カナバニンが検出されました。この成分はアルファルファ(モロヘイヤ)の芽にも含まれます。

カナバニンの毒性

  • 2007年10月に『Methods in Molecular Biology』が報告したところ、カナバニンは異常な自己免疫反応を引き起こす可能性があるとされています。高用量での影響は、ループス患者に見られる症状と類似しています。

考慮すべき点

  • フィトエストロゲンやカナバニンに関するリスクは理論的なものにとどまります。NCCAMによれば、レッドクローバーによる重篤な副作用の報告はなく、歴史的に主食として利用されてきたことから、過剰摂取による中毒は極めて稀です。

注意事項

  • レッドクローバーは女性ホルモン系に弱い影響を及ぼす可能性があるため、妊娠中や授乳中の高用量摂取は控えるべきです。また、ホルモン感受性のがん(乳がん・卵巣がんなど)の増殖を助長する可能性が理論的に指摘されています。

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