真菌対策に役立つティーツリーオイルの活用法
ティーツリーオイル(メラルーカ油)は、オーストラリア原産のマレーラカ・アルターニフォリアの葉から抽出される強力な抗真菌成分です。研究者のアニトラ・C・カー博士(オレゴン州立大学)によれば、オイルに含まれるテルペン系アルコールが高い殺菌力を発揮します。市販でも入手でき、低コストで安全にさまざまな真菌感染症の対処に利用できます。
口腔カンジダ症(口内炎)
口腔内にカンジダが増殖して起こる口内炎には、5%濃度のティーツリーオイル溶液を大さじ1杯分(約15ml)でうがいを1日4回行います。うがい後は必ず吐き出し、絶対に飲み込まないよう注意してください。
爪真菌(爪白癬)
爪の真菌感染は見た目も不快も伴いますが、処方薬は副作用や高額になることがあります。患部に100%のティーツリーオイルを直接塗布し、1日2回、半年間続けると改善が期待できます。使用前にパッチテストを行い、皮膚刺激がないか確認してください。
膣酵母感染症(膣カンジダ症)
ティーツリーオイルは、抗カンジダ食事療法と併用することで効果的です。入浴時に数滴のオイルを湯に加えて浸かる、または20%濃度のオイル溶液(オイル20部に対し温水80部)を作り、膣内をやさしく洗浄します。1日1回、症状がなくなるまで最大1か月使用します。刺激を感じた場合は直ちに中止してください。
足白癬(アスリートフット)
足白癬は非常に感染力が強く、かゆみが激しいです。足や指先を10%濃度のティーツリーオイル溶液に1日2回、最大1か月間浸すことで真菌を除去します。浸した後はよく乾かし、清潔な靴下に替えてください。
頭皮真菌感染(頭皮リングワーム・マラセジア)
頭皮の真菌感染には、ティーツリーオイル配合シャンプーが有効です。市販のシャンプーまたは水に対し2%濃度になるようティーツリーオイルを加え、シャンプー時に頭皮全体にマッサージするように洗います。週2〜3回、症状が改善するまで継続してください。
※ティーツリーオイルは刺激が強い場合があります。使用前に必ずパッチテストを行い、異常がないことを確認してください。
