がんに対するイエルバ・マテのリスクとは?

イエルバ・マテは、南米原産のハーブ Ilex paraguariensis の乾燥葉を熱湯で抽出した飲料です。近年、アメリカでも人気が高まっていますが、健康効果と同時にがんリスクに関する研究報告も増えています。本稿では、イエルバ・マテに含まれる成分ががんにつながる可能性について、最新の科学的エビデンスをもとに解説します。

ポリサイクリック芳香族炭化水素(PAHs)とがん

研究により、イエルバ・マテにはポリサイクリック芳香族炭化水素(PAHs)が含まれることが確認されています。PAHs は発がん性物質として知られており、食品中に微量含まれる程度であれば健康リスクは低いとされていますが、イエルバ・マテに含まれる量は、1日1箱のタバコを吸うのと同等と指摘されています。

血液中の発がん性物質

刺激作用とがん

イエルバ・マテはカフェインを含む刺激飲料です。過剰摂取すると神経過敏や不安感を引き起こし、心拍数や血圧の上昇も報告されています。サンフランシスコ大学の研究では、高血圧とがん死亡率の関連が示唆されており、イエルバ・マテの過剰摂取が間接的にがんリスクを高める可能性があります。

心拍数の上昇

肝臓障害とがん

大量のイエルバ・マテ摂取は肝臓に負担をかけ、肝機能障害を引き起こすことが報告されています。肝臓は薬剤やがん治療薬の代謝・解毒に重要な役割を果たすため、肝機能低下はがんの発生や進行に影響を与える可能性があります。

がん啓発リボン

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