薬用植物の基礎知識

歴史

薬草や植物を用いた治療は3500年以上前にさかのぼります。ギリシャのテラ島でサフランが薬として使われた記録や、古代エジプトの壁画に描かれたセンナ(サナ)の便秘治療、バビロニアの文献でハンムラビ王が消化不良にミントを推奨したことなどが残っています。これらの植物は現在でも利用されています。

主な利用例

代表的なハーブ療法には、吐き気にジンジャー、鼻づまりにホースラディッシュ、熱や頭痛・片頭痛にフェーバーフュー、緊張や不安にカモミール、食欲増進と消化促進にパセリなどがあります。

研究結果

近年の研究でハーブの有効性が裏付けられています。2009年3月号『Journal of Alternative and Complementary Medicine』の研究では、ジンジャーが妊娠中の吐き気・嘔吐を有意に軽減することが示されました。また、1988年7月号『The Lancet』に掲載されたノッティンガム大学病院の調査では、フェーバーフューが片頭痛の頻度と重症度を低減することが報告されています。

使用方法

薬用植物は葉、茎、根など部位ごとに異なる用途があります。多くのハーブは生で摂取したり、ティー、チンキ、カプセルなどに加工して使用できます。

安全性

妊娠中や既往症がある方、処方薬を服用中の方は、ハーブやサプリメントを使用する前に必ず医師に相談してください。

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