乳アザミ(ミルクシスル)の肝臓保護効果と利用法
乳アザミはヨーロッパや北米に自生する一年草で、2000年以上にわたり薬用植物として利用されています。抗炎症・抗酸化作用に優れ、肝臓を保護する効果が期待できるため、毒キノコ中毒時の解毒剤としても用いられます。
成分
- シリマリン:乳アザミの主要有効成分で、シリディアニン、シリビニン、シリクリスチンの3種のフラボノイドから構成されます。抗酸化作用と肝細胞の修復促進が特徴です。
効能
- 毒キノコ中毒の解毒だけでなく、肝硬変や慢性肝炎の症状緩和にも有用とされています。
専門家の見解
- メリーランド大学医療センターによると、定期的にアセトアミノフェンを使用する人でも、乳アザミの摂取により肝障害のリスクを低減できる可能性があります。
用量・摂取方法
- 最も手軽なのはカプセル形態ですが、チンキやティーとしても利用できます。ホリスティック・オンラインは、シリマリン含有量が70%以上の製品を1日あたり420 mg摂取することを推奨しています。
副作用
- 概ね安全とされていますが、初期に下痢や頭痛が出ることがあります。妊娠中でも使用可能で、産後の母乳分泌促進にも効果が期待されます。
