トリブラス・テレストリスに期待できる効果と安全性

トリブラス・テレストリス(学名:Tribulus terrestris)は、ツタ状の雑草で、別名「パンクチャーヴァイン」や「ゴートヘッド」などがあります。中国やインドの伝統医学では、バイジリ(白芨藜)やゴクシュラとして、催淫剤や肝臓・腎臓・泌尿器・心血管系の健康補助に利用されてきました。

有効成分

トリブラス・テレストリスのサプリは、植物から抽出したエキスを使用しています。このエキスは、植物ステロイドに分類されるフロスタノールサポニンを40〜45%含み、主な有効成分はプロトジオシンです。テストステロン増加やその他の催淫効果は、主にプロトジオシンに起因するとされています。

作用機序

プロトジオシンは、下垂体から黄体形成ホルモン(LH)の分泌を刺激します。LHは男性の精巣にあるライディッヒ細胞に作用し、テストステロンの産生を促進します。その結果、精子の生成や運動性が向上します。また、プロトジオシンは副腎から分泌されるデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)の産生にも関与し、DHEAは体内でエストロゲンやテストステロンに変換されます。さらに、陰茎の海綿体における一酸化窒素(NO)の放出を促し、勃起を助ける効果も報告されています。

入手方法

トリブラス・テレストリスのサプリは、主に溶解性パウダーとして販売されており、純粋なエキス製品が一般的です。タブレット、カプセル、液体エキス、チンキなどの形態でも入手可能で、他の栄養素と組み合わせた製品もあります。合成薬ではなく、天然抽出物です。

効果の現れ方

効果は即時ではなく、継続的に摂取した2〜3週間後に現れ始めます。推奨される1日の摂取量は750〜1,250 mgで、食事とともに数回に分けて摂取することが推奨されています。

副作用

動物実験では高用量の長期投与により筋力や協調性が低下する結果が出ています。ヒトでは約10%が胃部不快感を訴え、稀に男性の乳房肥大(女性化乳房)が報告されていますが、ほとんどの研究で顕著な有害作用は確認されていません。テストステロンは約40%上昇し、平均600 ng/dLから850 ng/dL程度になることがありますが、正常範囲(300〜1,000 ng/dL)内です。

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