エネルギー向上に役立つハーブサプリメント
2007年、米国食品医薬品局(FDA)は国内外で製造されるハーブサプリメントの製造管理権限を取得し、2010年に完全な規制を施行しました(メイヨークリニック)。エネルギー増強に役立つとされるハーブサプリメントは複数ありますが、摂取前には必ず注意が必要です。
エレウテロ(シベリアジンセン)
エレウテロはシベリア、中国、韓国、日本に自生する低木で、根がハーブ薬として利用されます。米国がん協会の情報によると、いくつかの研究でエレウテロがエネルギー向上に寄与する可能性が示唆されていますが、結論は出ていません。8件の臨床試験をレビューした結果、3件は体力持久力の改善を示し、5件は有意な効果が認められませんでした。特に効果がなかったとされる5件は、方法論的により信頼性が高いと評価されています。
ゴツコラ(Gotu kola)
ゴツコラはマダガスカル、インド、スリランカ、インドネシア、南アフリカなどで自生し、葉と茎がハーブ薬に用いられます。エネルギー増強のほか、熱を下げる、鼻詰まりを緩和する、がん治療に効くといった主張がありますが、動物実験で創傷治癒促進などの効果が示された程度であり、人へのエネルギー効果は更なる研究が必要です。それでも、オンラインハーブサプリメントガイド(www.herbal-supplements-guide.com)などでは、リフレッシュ効果が期待できるハーブとして紹介されています。
マイタケ(舞茸)
マイタケは日本北東部の山岳地帯に自生する食用キノコで、サプリメントとして慢性疲労の緩和に利用されます。Douglas ScharによるHIV患者を対象とした1年の研究では、一部の参加者のエネルギーレベルが向上したと報告されています。また、免疫機能へのプラス効果も示唆されていますが、エネルギー増強に関する科学的エビデンスはまだ限られています。
以上のハーブはエネルギー向上の可能性があるものの、効果は個人差が大きく、信頼できる研究結果が不足しています。サプリメントを使用する際は、医師や専門家に相談し、過剰摂取や相互作用に注意してください。
