ミルクシスル(ミルクアザミ)の副作用と相互作用
ミルクシスルは古代から肝臓の健康を支えるハーブとして利用されてきましたが、自然由来だからといって副作用や薬物相互作用がないわけではありません。
機能
ミルクシスルは肝細胞の外壁を強化し、活性酸素から保護し、新しい肝細胞の生成を促進すると考えられています。フラボノイド系の成分は抗炎症作用と強力な抗酸化作用を持ちます。
有効性
肝硬変、肝炎、アルコール性肝障害、がんに対する効果は研究結果がまちまちです。致死性キノコ「死の帽子」の摂取後に早期に服用すれば、死亡や肝障害を防ぐ救急解毒剤として有効とされています。
副作用
一般的に軽度で、下痢や胃部不快感が報告されています。植物に触れると発疹が出ることがあります。妊娠中・授乳中の女性や、子宮体がん・乳がん・前立腺がんなどホルモン依存性がんの既往がある人は使用を避けてください。
薬物相互作用
ミルクシスルは多数の医薬品と相互作用する可能性があります。例として、抗精神病薬(フェノチアジン系、ブチロフェノン系)、抗痙攣薬フェニトイン、吸入麻酔薬ハロタン、抗アレルギー薬フェキソフェナジン、コレステロール低下薬ロバスタチン、がん治療薬、抗血小板薬・抗凝固薬(ワルファリン、クロピドグレル)、抗不安薬(ジアゼパム、アルプラゾラム、ロラゼパム)などがあります。
注意事項
上記は代表的な例であり、新薬が登場するたびに相互作用のリスクは変わります。医師や薬剤師にミルクシスルの使用を必ず伝え、異常な副作用が現れたら中止してください。「自然由来」でも安全とは限らないため、医薬品と同様に慎重に取り扱いましょう。
