甲状腺疾患に効く天然ハーブの活用法
甲状腺の疾患(甲状腺機能亢進症または甲状腺機能低下症)で医師から薬を処方された方も多いでしょう。ハーブは甲状腺の働きを調整し、症状の緩和に役立つことがあります。以下では、過活動と低活動それぞれに有効とされるハーブと、逆に避けるべき食材をご紹介します。
甲状腺機能亢進症(過活動)に対するハーブ療法
甲状腺ホルモンが過剰に産生されると代謝が上昇し、心拍数の増加や不安感などの症状が現れます。薬の過剰投与でも同様の状態になることがあります。
- 抗酸化作用のある緑茶を1日250〜500 mg(約2〜3杯)摂取すると、甲状腺の過剰活動を抑える助けになります。
- レモンバームティーを1日3回、300〜500 mgずつ飲むとリラックス効果とともに甲状腺の刺激を緩和します。
- カリフラワー、ブロッコリー、キャベツなどの十字花科野菜を食事に取り入れると、甲状腺ホルモンの合成を抑制します。
- アシュワガンダとブラダーラック(海藻)は甲状腺を刺激し過活動に導く可能性があるため、避けてください。
甲状腺機能低下症(低活動)に対するハーブ療法
甲状腺が十分に働かないと代謝が低下し、体重増加や月経不順、抑うつ感などが起こります。
- ブラックコホシュは女性の月経トラブルや更年期症状の緩和に効果が報告されています。
- ヨウ素が豊富な昆布は甲状腺ホルモンの生成をサポートします。スープに入れるか、カプセルで摂取しましょう。
- セージやセントジョンズワートは抑うつ感の改善に役立ちます。
- グッグルやアイリッシュモスはホルモン分泌を促進し、甲状腺機能低下の補助となります。
甲状腺機能を高める際に避けるべきハーブ・食材
- レモンバーム、ジンジャー、ジンセン、アストラガルス、ゴボウ、ウィートグラスは甲状腺刺激を抑える可能性があります。
- ブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどの十字花科野菜は甲状腺ホルモンの合成を阻害するため、過度の摂取は控えてください。
ハーブは補助的な役割を持つため、必ず医師と相談の上で取り入れることが重要です。
