甲状腺に効くハーブとその活用法

概要

何世紀にもわたり、ハーブは甲状腺の健康維持や甲状腺機能障害の改善に利用されてきました。ハーブは甲状腺を予防的にサポートする手段として活用でき、ミネラルやビタミン、微量元素が豊富に含まれ、ホルモン産生を助けます。

機能

甲状腺は体内の代謝、炭水化物・タンパク質・脂質の分解、消化、筋肉・神経の活動、繁殖、血流など多くのプロセスに関与しています。甲状腺ホルモン(T4・T3)は代謝と脳内の神経伝達物質を調整し、気分や食欲にも影響します。

症状

甲状腺機能が低下すると、エネルギー不足、気分の変動、乾燥肌、脱毛、体重増加、集中力低下などの症状が現れます。

ブレーダラッカ(Bladderwrack)

古くから薬効が認められる茶褐色の海藻で、特に甲状腺のトニックとして利用されます。ヨウ素、カリウム、カルシウム、ナトリウム、硫黄、シリコン、鉄、マグネシウムなど多くのミネラルを含み、代謝刺激や甲状腺機能向上に役立ちます。

コレウス・フォルスコリ(Coleus Forskholii)

シソ科のハーブで、フォルスコリンを含みサイクリックAMP(cAMP)の生成を促進します。cAMPは甲状腺刺激ホルモン(TSH)の信号伝達に不可欠で、cAMPが不足すると甲状腺機能低下の症状が出やすくなります。cAMPを増やすことで甲状腺機能の維持が期待できます。

アシュワガンダ(Ashwagandha)

体が自ら甲状腺ホルモンを産生するのを助けるとされ、免疫力強化、抗酸化、抗不安、利尿作用もあります。代謝を活性化し、精神的・肉体的スタミナの向上に寄与します。

マザーハート(Motherwort)

過活動甲状腺(甲状腺機能亢進症)に対して用いられるハーブで、抗炎症作用と抗甲状腺作用があります。T4をT3に変換する酵素を阻害し、甲状腺ホルモンの過剰産生を抑制します。

ハーブ療法 - 関連記事