ヤコン(ヤカン)とは?特徴と健康効果まとめ
概要
ヤコンは甘みがありシャキシャキした食感の根菜で、味はリンゴに似ています。地下で育つ肥大した茎(球根)で、色は白、ピンク、オレンジ、紫など多様です。食物繊維が豊富でカロリーが低く、ヘルシーなスナックとして人気です。
起源
ヤコンは主にペルーを中心とした南米で栽培され、標高約9,300フィート以下の温暖で湿潤な山間部で育ちます。インカ帝国の走者(チャスキス)が、90%近い水分を含むヤコンを掘り出して長距離の旅で水分補給に使っていたと伝えられています。
料理例
ヤコンは生でも加熱調理でも楽しめます。南米ではフルーツサラダ「サリピコン」に加えられ、ベリーやメロンと共に提供されます。また、葉で食材を包んで蒸す料理や、砂糖やはちみつ、レモン汁をかけてそのまま食べるのも一般的です。水分が多いためジュースにしたり、シロップに加工したり、ロースト・ベイク・フライしてチップスにすることもできます。
ダイエット効果
ヤコンは自然な体重管理手段として注目されています。研究では、肥満の閉経前女性がヤコンシロップを毎日摂取することで、顕著な体重減少が確認されました。ヤコンに含まれるフルクトオリゴ糖(FOS)は、低カロリーの人工甘味料として1980年代から利用されています。
その他の健康効果
FOSは体内でほとんど代謝されないため、糖尿病患者の甘味料としても安全です。また、腸内の善玉菌の増殖を促し消化を改善します。高血圧の人は血圧を最大10%低下させる効果が報告されており、コレステロール低下にも寄与するとされています。
