イチョウ葉エキスの副作用と注意点

効果・用途

イチョウの葉から抽出したサプリメントは、記憶力低下、うつ症状、耳鳴り、性機能障害、めまい、視覚障害、血行不良などに効果があるとされています。米国国立医学図書館やNIHのデータによると、間欠性跛行(足の血流障害)やアルツハイマー型認知症、脳血流不足に対する有用性が示唆されていますが、確実な結論には更なる臨床試験が必要です。

主な副作用

ほとんどの人は副作用を感じませんが、頭痛、めまい、胃腸不快感、吐き気、下痢が報告されています。まれに皮膚の発疹やかゆみ、口腔や喉の腫れ、呼吸困難といったアレルギー反応が起こることがあり、重篤な場合は医療機関受診が必要です。

血液凝固抑制作用

イチョウ葉エキスは血液をサラサラにする作用があるため、抗凝固薬(ヘパリン、ワルファリンなど)やアスピリン、イブプロフェンと併用すると出血リスクが高まります。脳出血や眼の前房出血(自発性ヘミア)といった重篤な出血症状が報告されていますので、これらの薬剤を使用中の方は摂取を控えてください。

薬物相互作用

イチョウ葉エキスは、抗うつ薬(SSRI)と併用するとセロトニン症候群を引き起こす恐れがあります。また、高血圧薬、低血糖薬、抗てんかん薬の効果が増減する可能性があります。肝臓の酵素活性を変化させ、他の薬剤の代謝にも影響を与えることが知られています。さらに、にんにくやソーパルメットなど他のハーブサプリと併用すると出血リスクが増大します。

使用上の注意

妊娠中・授乳中の女性は使用しないでください。また、手術予定のある方は手術の36時間前までに摂取を中止することが推奨されます。小児への投与は禁じられています。市販のサプリや新しい薬を始める前には、必ず医師に相談しましょう。

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