オレガノエキスの活用法

疾患への効果

オレガノエキスに含まれるチモールやカルバクロールなどの成分は、ウイルスや細菌、微生物の増殖を抑制します。古代からヒポクラテスの時代に呼吸器系の咳、風邪、インフルエンザ、喉の痛み、気管支炎の治療に用いられ、また尿路感染や酵母感染にも利用されています。ニキビや水虫、虫刺され、皮膚感染症にも外用が有効です。

寄生虫除去

オレガノオイルは、様々な寄生虫(回虫、条虫、クリプトスポリジウム、ジアルジア)やシラミ、疥癬に対して効果が確認されています。鳥類の寄生虫治療にも安全に使用でき、薬剤に比べ胃腸への負担が少ないとされています。

消化促進

料理でピザやシチュー、ミートローフに使われるオレガノは、抽出物になると胃のむかつき、ガス、膨満感、腸の不快感を和らげます。ヒポクラテスは胃痛に、パラケルススは下痢や嘔吐に使用しました。カルミン効果で消化管の痙攣を緩和し、オレガノティーで手軽に摂取できます。

糖尿病への影響

2004年の『Journal of Ethnopharmacology』の研究によると、オレガノエキスはインスリンとは無関係に血糖降下作用を示し、単回投与でも継続投与でも効果が確認されています。また、糖尿病性網膜症や末梢神経障害の予防にも期待されています。

その他の利用法

オレガノエキスは強力な抗酸化作用を持ち、トコフェロール、ロスマリン酸、カルバクロール、チモールが寄与しています。抗炎症作用もあり、関節リウマチや関節痛、生理痛の緩和に伝統的に用いられますが、現時点で科学的エビデンスは不足しています。

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