甲状腺機能低下症の自然療法
甲状腺はT3とT4という2つの甲状腺ホルモンを分泌し、下垂体から分泌されるTSHがそれらを調整します。TSHは甲状腺の全体的な状態を示す指標とされ、正常範囲は0.3〜3.3、理想は1〜2です。甲状腺機能低下症(甲状腺低下)ではTSHが3.3を超えて上昇します。
主な症状
- 乾燥肌、倦怠感、記憶力低下、性欲減退
- 月経過多、体重増加・減少が困難、寒さに弱い
- 不安感、うつ状態、体温調節不良
甲状腺障害は非常に一般的で、うつ病と診断される前に甲状腺機能検査を行うことが推奨される場合があります。
医師が処方する甲状腺ホルモン薬
- シンセトロイド(Synthroid)やレボチロイド(Levothroid)は合成T4のみを補充します。
- アーマー・サイロイド(Armour Thyroid)は乾燥豚甲状腺抽出物で、T3とT4の両方を含みます。多くの患者が合成T4薬より効果を実感しています。
- 保険適用が可能で、価格もほぼ同等です。
自然療法の選択肢
- ヨウ素、昆布・コンブ、ブレッドラッケ(海藻)、ココナッツオイルなどが挙げられます。
- ヨウ素で甲状腺ホルモン合成を促す場合は、必須アミノ酸のチロシンも同時に摂取すると効果的です。ヨウ素はチロシンと結合してホルモンに変わります。
- セレンはT4からT3への変換に不可欠なミネラルで、どの治療法を選んでもサプリとして推奨されます。
食事のポイント
- 甲状腺機能を抑制するゴイトロゲン食品(ルタバガ、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、ケール、大豆)は、過剰摂取を避けるか少量に留めましょう。
- ヨウ素が豊富な食品(ヨーグルト、卵、魚介類、オートミール、ジャガイモ、バナナ)は甲状腺機能低下症の改善に役立ちます。
