ブラックカラントオイルの効果とは?
免疫システムの強化
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米国農務省のHNRCA(高齢者栄養研究センター)は、ブラックカラント種子油が高齢者の免疫機能を向上させるかを調査しました。結果は、プロスタグランジン生成抑制により免疫がわずかに改善されたことを示しています。プロスタグランジンは血圧や炎症の調整に関わるホルモン様物質です。
オメガ‑3の代替としての可能性
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フィンランド・トゥルク大学の生化学・食品化学部は、ブラックカラント油が魚油に代わるオメガ‑3供給源となり得るかを検証しました。研究者(R.L. Tahvonen ら)は、ブラックカラント油摂取群で血清LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が魚油群より低下することを確認しました。
関節リウマチへの期待
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NIH傘下のNCCAMは、リウマチ患者への補助的効果を期待してGLA含有量が高いブラックカラント油を検討しました。決定的な結論は得られていませんが、2000年のCochraneレビューは、朝のこわばり軽減や関節痛・圧痛の緩和につながる可能性を示唆しています。
がん治療への誤解
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米国がん協会は、GLAやブラックカラント油ががんを「治す」根拠は現在のところ存在しないと警告しています。1980年代の研究は、プロスタグランジンとGLAががん細胞の増殖に影響を与える可能性を示唆しましたが、臨床的な効果は証明されていません。
化粧品への利用状況
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環境保護団体EWGの化粧品データベース「Skin Deep」では、ブラックカラント油は安全性試験が実施されていないと記載されています。それにもかかわらず、同油は約80製品に使用されており、化粧品は販売前に安全性を証明する義務がないことが背景にあります。
