血圧を下げるハーブの効果と安全な摂取法
米国心臓協会によると、米国の成人の約35%が高血圧です。症状が目立ちにくいため、自覚していない人も多いですが、血圧が高い状態は心疾患や心筋梗塞、脳卒中の主要な原因となります。血圧が140/90 mmHg以上の場合は高血圧と診断されます。食事管理や定期的な血圧測定に加え、医師の許可を得た上でハーブサプリメントを活用すれば、血圧を安全な範囲へ下げることが期待できます。
ニンニク(Garlic)
- 生のニンニクを1片(約1片)毎日摂取すると、血圧降下効果が期待できます。食べるのが難しい場合は、アリシン(有効成分)を標準化したサプリメントを選びましょう。
- においを抑える脱臭タイプのサプリメントを選べば、口臭や軽い消化不良を軽減できます。
- メリーランド大学医学センターは、1日2〜3回、400 mgを目安に摂取することを推奨しています。血圧降下効果を得るには、最低でも1か月の継続が必要です。
ハイビスカス(Hibiscus)
- 2008年の米国心臓協会年次総会で、ハイビスカスティーを1日3杯飲むと、軽度から中等度の高血圧者の収縮期血圧が平均7.2 mmHg低下したという報告がありました。
- プラセボ群は1.3 mmHgの低下にとどまり、効果は統計的に有意でした。
- ハイビスカスティーは爽やかな味わいで、1日数杯という少量で日常に取り入れやすく、ビタミンCも含まれています。市販の様々なブランドやブレンドがありますので、好みのものを選んでください。
ホーソン(Hawthorn)
- ホーソンの葉、果実、花は、処方薬に匹敵する血管拡張作用を持ち、血圧を下げるとされています。メモリアル・スローン・ケタリング癌センターは「ホーソンは冠状動脈の平滑筋を直接拡張し、血流抵抗を低減する」と報告しています。
- サプリメントまたはチンキ形態で摂取でき、フラボノイドのビテキシンを標準化した製品を選びましょう。
- 使用は医師の監督下で、2週間以上の連続使用は避けてください。
高血圧は深刻な状態です。既に処方薬を使用している場合は、ハーブの追加や変更を行う前に必ず医師に相談してください。
塩分を控え、全粒穀物・果物・野菜中心のバランスの取れた食事を心がけ、適度な運動と定期的な血圧測定で健康管理を続けましょう。
