クローブオイル使用に伴う合併症

クローブは風味や香り付け、抗菌作用を利用して食品添加物として広く用いられています。また、歯痛や発熱、早漏、咳、喘息、ヘルニアの緩和目的で使用されることもありますが、医学的根拠は限られています。クローブやクローブオイルの摂取・使用に際しては、以下のような合併症が報告されています。

アレルギー

  • 口内に重度の発疹が出ることがあります(経口摂取時)。皮膚に塗布した場合もかゆみや呼吸困難が起こり、重症例では蕁麻疹が現れます。

    ペルー産バルサムにアレルギーがある人は、クローブオイルにも過敏反応を示す可能性が高いので注意が必要です。

薬剤との相互作用

  • クローブオイルは血小板凝集を抑制する成分を含むため、アスピリン、イブプロフェン、抗凝固薬など出血リスクを高める薬と併用すると出血傾向が強まります。

    経口摂取により血糖値が低下することが報告されており、糖尿病治療薬と併用する場合は医師に相談してください。

    鎮痛薬と併用し、皮膚に塗布すると鎮痛効果が過剰になる恐れがあります。

    肝臓での代謝に影響を与えるため、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬、心血管系薬剤などと併用すると薬効が変化する可能性があります。

副作用

  • 大量に経口摂取すると、嘔吐、喉の痛み、痙攣、鎮静、呼吸困難、肺水腫、血液障害、腎不全、肝障害など重篤な症状が出ることがあります(MedlinePlus)。

    腎臓や肝臓に疾患がある人は使用を避けるべきです。また、幼児や妊婦は少量でも危険性が高いため、使用しないでください。

    出血性疾患を持つ人は、クローブオイルが出血を増強するため絶対に使用しないでください。

    皮膚に塗布した場合、痛み、焼け感、しびれ、やけどを引き起こすことがあります。経口摂取は歯髄損傷、虫歯、唇の炎症リスクも高めます。

    保存状態が悪いと汚染が起こり、さらに健康被害を招く恐れがあります。

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