糖尿病に対する代替療法の紹介

糖尿病は、食べ物をエネルギーに変換する機能が低下する一群の疾患です。症状管理に自然な方法や代替療法を探している方も多いでしょう。米国国立補完統合医療センター(NCCIH)は、サプリメントやその他の代替手段が症状改善に寄与するかどうか、現在多数の研究が進められていると報告しています。食事・運動・サプリメントの役割を正しく理解すれば、代替療法が自分に合うか判断しやすくなります。

食事とサプリメントで糖尿病をコントロールする

  • 脂肪摂取を減らし、体重を減らすだけでも血糖コントロールや薬の使用量削減が期待できます。脂肪はタンパク質や炭水化物に比べカロリーが高いため、脂肪グラムを減らすことは総摂取カロリーの減少につながります。

    朝食に食物繊維が豊富なシリアルを取り入れましょう。食物繊維は炭水化物の吸収を緩やかにし、血糖上昇を抑える効果があります。

    意外かもしれませんが、未調理のコーンスターチを小さじ1〜2杯、飲み物に混ぜて摂取すると低血糖(低血糖症)のエピソードを減らす可能性があります。

運動で糖尿病をコントロールする

  • 定期的な運動は余分な体重を減らすだけでなく、インスリン感受性を高めます。筋肉がインスリンに対して敏感になることで、体内での糖の代謝が改善されます。また、運動は心血管疾患のリスク低減にもつながります。

検討すべきサプリメント

  • 糖尿病患者はクロムの血中濃度が低いことが報告されています。マルチビタミンに1日あたり50〜200マイクログラムのクロムが含まれているか確認しましょう。

    オメガ3脂肪酸(魚油、亜麻油、くるみなど)も推奨されています。オメガ3は血糖コントロールと2型糖尿病患者の心血管リスク低減にプラスの効果があるとされています。

    抗酸化物質のαリポ酸(ALA)はインスリン感受性や糖代謝、糖尿病性神経障害に有益とされ、血糖値を下げる可能性があります。使用する場合は血糖測定を欠かさずに行いましょう。

    お茶やダークチョコレートに含まれるポリフェノールもインスリン活性を高め、血糖管理に役立つと考えられています。

    その他、ニンニク、マグネシウム、ジンセン、コエンザイムQ10、アロエベラ、フェヌグリークなど、さまざまなサプリメントの研究が進行中です。詳しくはNCCIHの糖尿病研究ページ(参考文献セクション)をご覧ください。

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