痛みを和らげるためのごま油の最適な使い方

ごま油は料理に使われる風味豊かな油であるだけでなく、古くから中国やインドで薬用として利用されてきました。抗酸化作用、抗真菌・抗菌作用が強く、便通を促す効果もあることから、近年の自然療法でも注目されています。

創傷や感染症への効果

ごま油は感染症に対する効果が実証されています。4世紀には歯痛や歯周病の治療に用いられ、現代の小規模臨床試験でも口腔内の細菌増殖を抑えることが確認されています。そのため、歯のむし歯や歯周病の予防に期待が持てます。また、軽い擦り傷や切り傷、打撲の痛みや炎症を和らげるためにも使用できます。

女性の痛み・不快感への対処

西洋医学では市販の鎮痛剤が推奨されることが多いですが、インドの伝統的な方法では、生理痛の際に腹部にごま油を擦り込むだけで症状が緩和されるとされています。

更年期による膣の乾燥にもごま油は有効です。滅菌されたコットンパッドをごま油に浸し、余分な油を軽く絞ってから膣内に挿入し、一晩置きます。これを7日間続ければ乾燥感が改善され、以後は週に1回程度繰り返すと良いでしょう。

がん抑制の可能性

ごま油はがん細胞の増殖を阻止する作用が報告されています。1992年の臨床研究ではメラノーマ(皮膚がん)細胞の増殖が抑制され、1991年の研究でも大腸がん細胞に同様の効果が認められました。研究者はごま油に含まれるリノール酸がこの効果の要因であると考えています。今後、がんや腫瘍に伴う激しい痛みを緩和する新たな治療法の開発に期待が寄せられています。

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