ワイルドヤムクリームとは?

ワイルドヤムクリームは、Dioscorea villosa(ヤマノイモ)から抽出した外用ローションで、更年期の女性のホルモン補充療法の代替として販売されています。米国がん協会は、効果を裏付ける科学的根拠がないと警告しています。

歴史

ワイルドヤムクリームは、東インドの伝統医学でホルモン障害や性的機能不全の治療に用いられたことが起源です。1960年代に製薬会社が野生ヤムを合成ホルモンの原料として利用したことが広まりました。

識別

現在、市販されているワイルドヤムクリームは健康食品店やインターネットで購入できます。使用者はクリームを皮膚に塗布し、広告された効果を期待します。

機能

広告では、ワイルドヤムがホルモンであるプロゲステロンの代替とされ、更年期の寝汗やホットフラッシュの緩和、乳がんや生殖器がんの予防効果があると主張されています。

特徴

ワイルドヤムクリームに含まれるジオスゲニンは「天然プロゲステロン」と呼ばれますが、体内でジオスゲニンがプロゲステロンに変換される科学的根拠はありません。また、米国食品医薬品局(FDA)の承認や規制も受けていません。

留意点

更年期症状の緩和を目的に、合成プロゲステロンがクリームに添加されているケースがありますが、成分表示に記載されていないことがあります。これらは「天然」ではなく、副作用のリスクもあります。

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