単型頻脈と多型頻脈の違いとは
単型頻脈(モノモルフィック頻脈)とは
単型頻脈は、持続的に心拍数が上昇し、QRS波形がすべて同一形状である状態を指します。つまり、心拍を引き起こす電気インパルスが単一の部位から発生し、心臓全体に一定のパターンで伝わっていることを意味します。単型頻脈の原因としては、異常自動性、誘発性活動、または心臓の電導系における再入回路などが挙げられます。
多型頻脈(ポリモルフィック頻脈)とは
多型頻脈は、持続的に心拍数が上昇するものの、QRS波形の形が時間とともに変化する状態です。これは、心拍の電気インパルスが複数の部位から発生したり、心臓内で不規則な経路を通って伝わっていることを示します。多型頻脈は、心室細動などの重篤な基礎疾患と関連していることが多く、突然の心停止につながるリスクがあります。
要点まとめ
- 単型頻脈:QRS形状が同一、伝導パターンが一定、単一の発生源。
- 多型頻脈:QRS形状が変化、伝導パターンが不規則、複数の発生源。
