マッサージにおけるドレープ技術
マッサージを受ける際、クライアントは全身または一部の衣服を脱ぐことができます。セラピストはクライアントが脱衣し、シートの下に入るまで部屋を離れ、戻ってきたらシートで全身を覆い、施術する部位だけを露出させます。プライバシーと快適さを保つために、セラピストはさまざまなドレープ技術を使います。
1. ポジショニング
施術前に、テーブルに下敷きシートと、半分まで折りたたんだ平らなシートを用意します。クライアントに衣服を脱いでもらい、施術したい部位について事前に確認します。クライアントは背中を下にして横たわり、シートを顎まで持ち上げた状態でセラピストが部屋に戻ります。セッションは全身がドレープで覆われた状態から始まります。
2. 四肢(エクストリミティーズ)
一度に一つの部位だけを露出させます。まず片足を上げ、シートを足の上部まで持ち上げ、端を太ももの下にしっかりと折り込んで固定します。処理が終わったら再び覆い、反対側の足でも同様に行います。
腕は、シートの側面を持ち上げて腕を横に出し、シートの上に乗せます。胸部はシートで覆い続け、処置が終わったら再びドレープします。クライアントがうつ伏せの場合も同様に、腕や足の背面を順に露出させます。ヒップのマッサージに同意がある場合は、シートを持ち上げてお尻の半分だけを露出し、残りは覆ったままにします。
3. 背中
クライアントをうつ伏せにし、背中をマッサージします。クライアントが体を横に回す際もプライバシーを保つため、シートの上端を両側で少しだけ持ち上げ、回転できるスペースを作ります。背中をマッサージする前に、シートの端を両腕の下にしっかり折り込み、腰の両側にも固定します。背骨までシートをたたんで露出させ、ヒップの下にもシートをしっかりと折り込んで固定します。クライアントが下着を着用している場合は、ウエストラインまでだけ露出させます。マッサージが終わったら、シートを首まで持ち上げて再度覆います。
4. 胸部と腹部
クライアントが仰向けの状態で胸部をマッサージする場合、女性は胸の上部までシートを持ち上げ、男性は上半身をウエストまで露出させます。両側のシートをしっかりと体の横に折り込み、胸部を覆ったまま施術します。
腹部のマッサージが必要な場合は、女性クライアントには別のシートを胸にかぶせてカバーし、メインのシートは腰まで下げて下側に折り込みます。
