マッサージが循環系にもたらすメリットとは
心臓と血液への効果
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治療的マッサージは全身に影響を与えますが、特に血管を通る血液の量と質を向上させる点が顕著です。動脈が拡張すると心拍数が低下し、心臓への負担が軽減され、結果として心臓が強化されます。
拡張した動脈は組織や臓器への液体供給を増やし、栄養素の交換が活発になります。そのため代謝産物の除去も速く効率的に行われ、打撲による組織の腫れが軽減され、治癒が促進されます。
マッサージは血液そのものも改善します。酸素運搬量が増え、赤血球数が増加し、毛細血管の拡張が進むことで血圧が下がります。
循環系とリンパ系の連携
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治療的マッサージは浅層静脈を通る血流を速く、かつ大量にします。この血流増加はリンパ系の機能を助け、循環系とリンパ系が相互に働く特殊な連携が生まれます。
リンパは血漿から生じた透明な液体で、代謝廃棄物や水分、細菌、ウイルス、細胞残骸、溶解ガスを取り込み、再び血管に戻りながらタンパク質を血液に運びます。血流が増えるほどリンパ系は細胞から有害物質を除去しやすくなり、免疫機能が向上します。マッサージはこのプロセスを促進し、血液と体液の循環を活性化します。
マッサージの動作とその影響
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マッサージの手技は血液とリンパの流路に直接働きかけます。プロの治療マッサージでは、常に心臓へ向かって動かすことが基本です。逆方向に力を加えると血液が逆流し、静脈や毛細血管を損傷する恐れがあります。
軽いストロークで心臓方向に刺激すると、一時的に毛細血管が拡張し、心臓への血流が増加します。深いストロークではより持続的な拡張が起こります。軽い圧力でマッサージすると血管が収縮し、動作が続くにつれて緩和されます。
摩擦は毛細血管床の透過性を高め、体内に利用可能な液体量を増やします。これにより細胞にとってより健康的な環境が整います。筋肉を揉むことで深部の動脈・静脈が拡張し、血流が増加します。
