催眠術のリスクとは?

医療処置の怠慢

催眠療法は痛みや症状の緩和に役立つことがありますが、根本的な治癒力はありません。症状が軽減したからといって治療を中止すると、がんなどの重大な病気が未治療のまま残る恐れがあります。専門家の診断を受け、複数の意見を参考にすることが重要です。


隠された記憶

1980年代に催眠を利用した「サタン的儀式虐待」などの主張が広がり、自己催眠で抑圧された性的虐待の記憶を呼び起こす手法が提唱されました。しかし、根拠のない記憶は誤認につながりやすく、漠然とした感覚だけで真実と信じてしまう危険があります。


訓練不足

ウィリアム・S・クロガー博士は、催眠の安全性は治療者の訓練・判断・経験、そして患者の協力度に依存すると指摘しています。専門的な訓練を受けていない催眠術師が心理的にデリケートな問題に介入すると、逆効果になる可能性があります。特にステージ催眠師は、事前の説明や事後のフォローアップが不十分なことが多く、注意が必要です。


詐欺

米国の著名な催眠師オーモンド・マクギルは、ステージ催眠における詐欺行為が横行していると述べています。観客を騙すために、ボランティアに演技させたり、巧妙な言葉巧みや手品で「催眠が起きた」ように見せかける手口が使われます。

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