光療法で使用する照度(Lux)の測定方法

光療法は、季節性情動障害(SAD)や湿疹など、さまざまな症状に対して用いられる比較的新しい治療法です。太陽光に近い明るい全スペクトル光を一定時間浴びることで、体内時計をリセットし、脳内のメラトニン濃度を低下させることが目的です。

必要なもの

  • 光療法用ライトボックス
  • 光メーター(Luxメーター)
  • 白い紙または厚紙
  • 電卓(計算用)

測定手順

  1. ライトボックスの電源を入れ、最大出力になるまで待ちます。蛍光管を使用している場合は約1分、白熱灯やLEDの育成ライトの場合はすぐに最大出力になります。

  2. 測定時と同じ距離になるよう、白い紙または厚紙をライトの前に置きます。光の強さは距離の逆二乗に比例して減衰するため、距離の設定は正確に行いましょう。

  3. 光メーターのセンサーを紙にできるだけ近づけ、影や遮蔽が入らないようにします。コニカミノルタなどのメーカーが販売している光メーターは、屋外照度や作業環境の測定にも使われています。

  4. メーターの測定値を確認します。単位は lux(ルクス)だけでなく、ルーメン、フットキャンドル、キャンドルパワー(カンデラ)で表示されることがあります。フットキャンドルは12インチ(約30.5cm)離れた位置での光量、1カンデラは12.57ルーメンに相当します。

  5. もし測定結果がキャンドルパワー(カンデラ)で表示された場合は、12.57で割ってルーメンに換算します。ルーメンから照度(lux)を求めるには、光源から1メートル離れた面積(1平方メートル)で割ります。Luxメーターを使用すれば、直接 lux の数値が得られます。

以上の手順で、光療法に適した照度(Lux)を正確に測定できます。測定値が推奨される範囲(通常は5,000〜10,000 lux)にあるか確認し、適切な時間で光療法を実施してください。

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