減量に効果的なバイオアイデンティカルホルモン療法

減量は常に簡単ではありませんが、ホルモンバランスの乱れが原因で体が逆らっている場合、どうすればよいでしょうか。近年、医療界はバイオアイデンティカルホルモン療法(同一性ホルモン療法)の必要性を認識しています。従来のホルモン補充療法は合成ホルモンや動物由来ホルモンを使用していましたが、これらは体内でうまく吸収されず、副作用を引き起こすこともあります。

ホルモンバランスが重要な理由

私たちの体は微妙なバランスの上に成り立っています。あるホルモンが不足または過剰になると、他のホルモンの働きが阻害され、代謝やエネルギー消費に悪影響を及ぼします。減量が難しいと感じたら、医師にホルモン検査を依頼し、バランスの乱れがないか確認しましょう。

甲状腺ホルモン(T3・T4)

甲状腺が分泌するT3・T4は、摂取したカロリーの代謝に直結します。これらが不足すると基礎代謝が低下し、体重が減りにくくなります。医師の処方や、乾燥(凍結乾燥)甲状腺製剤などの市販品で補うことが可能です。

テストステロン

テストステロンは男女共通のホルモンで、脂肪燃焼を促進し、腹部脂肪の蓄積を防ぎます。加齢に伴いエストロゲンが優位になる「エストロゲン優位」状態になると、体重増加や倦怠感が現れます。男性は医師からテストステロン処方を受けられ、女性はプロゲステロン(合成ではなく植物由来のクリーム)を使用すると安全です。1回あたり最低20 mgのUSP規格プロゲステロンを含む製品を選びましょう。

プレグネノロン

プレグネノロンはコレステロールから合成され、エストロゲン・テストステロン・DHEA・プロゲステロンの前駆体です。ストレス軽減、気分改善、記憶力向上、代謝促進など多面的な効果がありますが、作用が強いため医師の管理下での摂取が推奨されます。

まとめ

ホルモンバランスの乱れは減量の大きな障壁となります。バイオアイデンティカルホルモン療法は、体内で自然に働くホルモンを補うことで、代謝を正常化し、健康的な体重管理をサポートします。必ず専門医と相談し、適切な検査と処方を受けることが重要です。

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