ネイティブアメリカンが伝える痛みの自然療法
モトリンやタイレノールが登場する以前から、人は痛みと向き合ってきました。近代の鎮痛剤が手に入らない時代、ネイティブアメリカンは代わりに自然のハーブや植物を利用して痛みを和らげていました。ここでは、代表的なレシピをいくつか紹介します。
背中の痛み(バックヘッド)
背中が痛むと歩くことすら困難になり、呼吸や日常の動作に支障が出ます。Catawba(カタウバ)部族は、以下のハーブで背中の痛みを緩和していました。
- ゲンチア(ゲンチアナ):根を熱湯に浸し、得られた液を温かく(皮膚をやけどしない程度)したものを背中に直接塗ります。
- ホースミント:葉をすり潰し、冷水に浸した飲み物を飲むことで、体内から痛みを和らげました。
ヒーリングサルブ(軟膏)
カレンデュラの花とスリッパリーエルムの樹皮、さらにショウガの根を使って、外用の軟膏を作ります。作り方は次の通りです。
- カレンデュラの花、すりつぶしたスリッパリーエルムの樹皮、刻んだショウガの根を水2カップに入れ、30分間弱火で煮ます。
- 液体をこし、鍋に戻し、同量のヒマワリ油を加えてさらに3時間煮込みます。
- 火を止め、1オンス(約30 g)のミツロウ、大さじ1のはちみつ、0.25オンス(約7 g)のビタミンEオイルを加えて絶えずかき混ぜます。
- 混合物が固まり始めたら容器に注ぎ、冷めて固まったら使用します。
この軟膏はやけど、発疹、切り傷や擦り傷に効果的です。
その他の痛み緩和法
- ワイルドブラックチェリーの根皮ティー:根皮を煎じたお茶は鎮静作用があり、出産時の痛み緩和にも用いられました。
- ペニーロイヤル(ペニーロイヤル)茶:葉を乾燥させてお茶にすると、頭痛を和らげる効果があります。
現代の鎮痛剤に頼る前に、こうした自然療法を試してみるのも一つの方法です。
