歯磨き粉でニキビは治るのか?

ファッションモデルや美容ブロガーが「寝る前に薄く歯磨き粉をニキビに塗るとすぐに消える」と主張することがあります。一方で、歯磨き粉は本来口内用であり、皮膚に刺激を与える可能性があると警告する声もあります。実際に効果があるかどうかは、使用する歯磨き粉の種類や肌質に大きく左右されます。

機能

歯磨き粉にはアルコールや炭酸カルシウム(チョーク)といった乾燥成分が含まれ、ニキビの余分な水分や油分を吸着させます。そのため、ニキビが乾燥しやすくなるのです。ただし、乾燥肌の人はアルコール濃度の高いものは避け、使用後は必ず顔を洗い流してください。

対象となるタイプ

白ニキビや黒ニキビ(角栓)には効果が期待しにくく、むしろ毛穴を詰まらせる恐れがあります。ジェルタイプの歯磨き粉は乾燥時に水分を吸収しないため、効果は低いです。白ニキビ・黒ニキビには、専用のエクストラクターやスクラブ、角質除去剤の使用をおすすめします。

使用量と時間

広い範囲に塗るほど、放置時間は短くすべきです。顔全体に薄く塗る場合は、10〜20分、もしくは乾くまで待ち、しっかり洗い流します。洗顔後は保湿を忘れずに。次のマスクは最低でも1週間空けましょう。小さな点にだけ塗る場合は、一晩そのままにしても構いませんが、翌夜に同じ箇所を再度塗布することも可能です。

メリット

コストがかからず、腫れた赤いニキビを乾かす手軽な方法です。ペパーミント配合の歯磨き粉は冷感があり、炎症を和らげる効果が期待できます。子どものニキビに悩む場合、まずは家庭にある歯磨き粉で様子を見るのも一つの手です。

注意点

アルコールは皮膚刺激を引き起こすことがあります。過去に歯磨き粉でかぶれた経験がある人は、長時間放置しない、または水で薄めて使用してください。深刻な炎症性ニキビや嚢胞性ニキビの場合は、歯磨き粉での対処は避け、皮膚科医の診察を受けましょう。

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