理学療法における痛みの評価スケール
痛みは主観的ですが、0〜10の比較的痛みスケールで患者の痛みの程度と重症度を評価します。理学療法士を含む医療従事者はこのスケールを用いて、痛みの原因を特定し、適切な治療や運動を選択します。
コミュニケーション
理学療法士と率直にコミュニケーションを取ることが重要です。痛みを過小評価したり誇張したりすると、治療が不適切になり、さらなる怪我や余計な費用が発生します。
体の感覚に注意し、痛みの程度を日記に記録すると便利です。痛みが4〜6程度になると、特定のエクササイズが困難になることがあります。その際は具体的に痛みを伝え、プログラムを調整してもらいましょう。
痛みの表現
痛みの感じ方は人それぞれです。痛みが日常生活や他の症状にどのように影響しているかを考慮し、痛みがいつ始まったか、どれくらい続くかをスケールで示してください。痛みを悪化させる動作や緩和する動作が分かれば、治療計画の立案に役立ちます。
レベル0〜3
0は痛みなし、1〜3は軽度の不快感です。切り傷や蚊に刺された程度の痛みが該当し、薬や簡単な対処で管理できます。この程度の痛みでは通常、理学療法は必要ありません。
レベル4〜6
痛みが4〜6の範囲になると、日常生活に支障が出始めます。足首や脚の怪我、重度の腰痛などが該当し、痛みの管理に集中する必要があります。理学療法士は痛みの程度を聞き取り、適切なエクササイズや治療で弱くなった部位を強化し、機能回復を目指します。
レベル7〜10
痛みが7〜10に達した場合は、直ちに医療機関を受診してください。処方薬や手術が必要になることがあります。出産や交通事故の重傷など、極度の激痛は理学療法だけでは対処できませんが、痛みがコントロールされた後にリハビリテーションとして理学療法が有効です。
