凍結肩(粘着性関節包炎)に効果的な理学療法エクササイズ
凍結肩(粘着性関節包炎)は、腕をスリングで固定するなど長期間肩を動かさないことが原因で起こります。肩全体に痛みとこわばりが生じ、回旋腱板や肩関節が「凍った」ように感じます。症状の改善には、柔軟性と筋力を取り戻すストレッチが有効です。必ず医師と相談の上、無理のない範囲で行ってください。
肩回し
肩全体の血流を促進し、凍結肩の症状を和らげます。足は肩幅よりやや広く開き、膝は軽く曲げて背筋を伸ばします。左肩を耳に向かって上げ、前方に回すように円を描きながら下げ、再び上げる動作を行います。左肩で3回転したら、同様に右肩でも行います。
立位二頭筋・肩ストレッチ
上腕二頭筋、肩、胸筋を同時に伸ばす全身ストレッチです。背中の後ろで手のひらを合わせ、指先を触れ合わせます。肘を伸ばした状態で、両腕を体側から前方へ持ち上げ、肩と胸が伸びるのを感じます。5秒間キープし、ゆっくり元に戻します。これを3回繰り返します。
ほうき棒ストレッチ
長さ約1.2メートルのほうき棒を用意します。右手で棒の上部を親指と人差し指の間で握り、手のひらと前腕は壁側を向け、肘は90度に曲げます。左手で棒の下部を握り、前方の壁に向かって引き寄せます。右前腕が軽く後方に引かれる感覚を感じながら、10秒間キープし、ゆっくり戻します。
