ADD(注意欠陥障害)と偏心・自発的な性格に違いはあるのか?

ADD(注意欠陥障害)とは

ADDは注意力の持続困難、多動性、衝動性を特徴とする神経発達障害です。症状は幼少期に始まり、日常生活に支障をきたす必要があります。

偏心・自発性はADDの診断基準ではない

偏心(エキセントリック)や自発性は性格特性であり、必ずしもADDを示すものではありません。偏心な人は行動や考え方が独特で、奇抜に見えることがあります。自発的な人は計画せずに衝動的に行動することがあります。これらはADDと重なる場合もありますが、診断基準とは別です。

ADDの診断基準(DSM-5)

ADDと診断されるためには、以下の条件を満たす必要があります。

1. 注意力の欠如

・頻繁に落ち着きがなく、そわそわする
・課題や遊びの最中に注意が続かない
・細部に注意が向かず、不注意なミスが多い
・指示に従うのが困難
・課題の整理や計画が苦手

2. 多動性・衝動性

・過度の身体活動
・席に座っていられない
・衝動を抑えられない
・答えをすぐに口に出すなど、思考が先走る

3. 複数の環境で症状が見られ、生活に支障を来す

家庭、学校、職場など、2つ以上の場面で症状が現れ、日常機能に影響を与えていること。

まとめ

偏心や自発的な性格があるからといって必ずしもADDではありません。逆に、ADDの方でも必ずしもこれらの特性が表れるわけではありません。自分や身近な人がADDの可能性があると感じたら、専門の医療機関での評価・診断を受けることが重要です。

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