樟(カンフル)に関する情報
樟(カンフル)は、常緑樹のシナモン・カンフラ(Cinnamomum camphora)から得られます。樹皮、葉、枝などすべての部位から白色の結晶性物質が抽出され、抽出過程で樟油が放出されます。主に中国、インド、エジプト、南ヨーロッパなどの温暖な地域に自生しています。
特性
- 鎮痛、抗うつ、抗炎症、抗菌、利尿、下剤作用など、様々な医療・治療効果が報告されています。
用途
- 樟材は耐久性と芳香性に優れ、家具(チェストやキャビネット)に利用されます。
- 樟抽出物は古くから防腐・防虫剤として防腐処理や蛾・木虫対策に使用されてきました。
- 樟油は筋肉痛・捻挫・リウマチの軟膏として、また蒸気吸入により血行促進や気管支炎・風邪・発熱時の呼吸改善に役立ちます。
- クリーム状にしたものはにきび治療に用いられます。
注意点
- 大量に摂取すると毒性があり、絶対に飲み込んではいけません。
- 心臓疾患、喘息、てんかんのある方や妊娠中の方は使用を避けるべきです。
- 小児の手の届かない場所に保管してください。
- 芳香療法用のオイルとして使用すると痙攣を引き起こす恐れがあります。
