歌う昆虫一覧
コオロギ
コオロギは、上翅の表面を下翅の裏側でこすり合わせることで鳴きます。各翅には歯状の縦筋があり、これが相手の翅を削ることで鳴き声が生まれます。求愛、警戒、闘争の3種類の鳴き声があります。鳴くのはオスだけで、メスは下翅に歯がありません。鳴きの速さは温度に比例し、暖かいほど速く鳴きます。
カタツディド
カタツディドは大型の有翅昆虫で、主に緑色ですがピンク色の個体もいます。オスはコオロギと同様に、前翅の一部をファイルのようにこすり合わせて鳴きます。音量を調節でき、メスも音を出します。メスはオスの求愛鳴きに対し「カティ・ディド」と聞こえる返答音を出します。カタツディドは主に夕方に鳴きます。
バッタ
コオロギと近縁ですが、鳴き方は異なります。バッタは後肢同士をこすり合わせて求愛音を出します。触角の長さでコオロギと区別でき、バッタは触角が短いです。また、バッタは昼間に活動することが多く、夜行性のコオロギとは異なります。
セミ
セミは3,000種以上が知られ、群がると作物被害をもたらすため農家に恐れられています。種によって鳴き方は異なり、チチッという音やハミングがあります。多くは腹部の鼓膜状構造を振動させて音を出しますが、ある種はコオロギと同様に翅をこすって鳴きます。セミは「蝗(いなご)」とも呼ばれます。
